皆さん英語の書物やサイトを読む時にGoogle翻訳使いますよね?Chromeでは標準で翻訳してくれる機能が搭載されていたり、Firefoxではアドオンで翻訳機能があったりと、便利な翻訳アプリで溢れています。そこで、Google翻訳よりも精度が良いと話題になっている『みらい翻訳』を試してみました!
▶ みらい翻訳
今回はTheJapanTimesの英語で書かれている記事を翻訳して比較していきます。
原文
Japan-born novelist Kazuo Ishiguro was among the people named in Queen Elizabeth’s annual birthday honors list on June 9.
Ishiguro, who won the Nobel Prize for literature in 2017, received a knighthood for his services to literature.
公式の和訳
日本生まれの小説家カズオ・イシグロさんは、毎年エリザベス女王の誕生日に与えられる叙爵及び叙勲一覧に名前が入れられた人々のうちの1人となった。
2017年にノーベル文学賞を授賞したイシグロさんは、文学への貢献で「ナイト」の称号を受け取る。
Google翻訳
6月9日、エリザベス女王の年間誕生日の栄誉リストに名前が挙げられたのは、日本生まれの小説家石黒和夫。
2017年にノーベル文学賞を受賞した石黒は、文学への奉仕で騎士団を受賞しました。
みらい翻訳
6月9日、日本生まれの小説家、石黒和夫さんがエリザベス女王の毎年恒例の誕生日の栄典名簿に名前が載った。
2017年にノーベル文学賞を受賞した石黒氏は、文学活動でナイトの爵位を受けた。
模範解答は公式の和訳、日付や職業、人名はさすがにどちらの翻訳機能も正解です。1行目に関してはどちらも大きな差はないですね。性能差が顕著に出るのが2行目で、Google翻訳では『騎士団を受賞』となっているところを、みらい翻訳では『ナイト』と公式と同じ訳をしていました。これはすごい。ついでに言うと人名に『氏』をつけているのも機械っぽさを薄れさせています。これもすごい。
現状のみらい翻訳では2000文字までしか使うことができません。ので、1ページまるごと翻訳するような使い方ではGoogle翻訳に部があり、部分部分を翻訳するような使い方ではみらい翻訳に部があると言えるでしょう。
噂になるだけありかなり精度が高いので、ぜひ試してみてください!