6年ぶりに公開されたAviUtlのベータ版を使ってみた

動画編集用のツールを探したことのある方なら1度は目にしたであろうAviUtlですが、大昔からアップデートされていない、いわばシーラカンスのようなソフトウェアでした。ですが性能はというとかなり優秀で、操作性やUIに癖はあれど市販品にも負けないようなことまででき、私4Kも使っていました。

が、AviUtlには致命的な弱点がありました。というのも、AviUtlは32bitアプリケーションなんですよ。そのため今時のRAMモリモリPCでも有効に使うことができず、ちょっと素材をたくさん使うとエラーをはいて死ぬということが多々ありました。

そんなツンデレ動画編集ソフトが6年ぶりにアップデートされました!

AviUtlとは

冒頭でも軽く説明しましたが、無料で使えるソフトの中では頭5つくらい抜けて優秀な動画編集ソフトです。初期状態では基本的なことしかできませんが、プラグイン(拡張機能)を導入することでできることを増やせます。

特に有名なものだと、拡張編集というプラグインがあり、公式ページで配布されていることもあり多くの人が導入していることでしょう。

昔からあるソフトということで、動作は軽量でPCの性能を気にすることなく使えるのですが、32bitアプリケーションということもあり、メモリ周りが少々不安定な面がありました。

AviUtl

アップデート内容

やはり、一番の注目ポイントはメモリ周りです。

◇キャッシュサイズ
映像用のキャッシュのサイズをMByte単位で設定します。
共有メモリで確保するので32bitアプリのメモリの制約を受けません。
設定できるキャッシュサイズは32~1048576です。

aviutl.txtより

このようにメモリの使用が変化しています。ですが、依然として32bitアプリケーションであることには違いないため、これにより動作が高速化するというようなことはないでしょう。もし感じている人がいれば勘違いです。

とは言えメモリエラーで編集中のデータが吹っ飛び死亡するリスクが減ったと思えばもうそれだけで素晴らしいです。

- 注意点 -

○MMX専用なのでMMXが使えないCPUでは動作させないで下さい。
Win10以外のOSでは正常に動作しないかもしれません。
○編集できる最小画像サイズは32×32までです。
○同時に読めるファイルの数は最大64個までです。

aviutl.txtより

余談ですが、Windows10以外のOSでの動作はしない可能もあるようです。Windows7ももうじき過去のものになりますし、Windows10以外での動作がどうであろうと知ったこっちゃないです。

この注意書きをAviUtlの付属テキストで見る日が来るとは思っていなかったので新鮮ですね。

起動確認

いつも通り拡張編集のプラグインをセット。

拡張編集のプラグインは問題なく起動しました。

適当に動画を読み込んでみました。普通に使えています。

『普通に』というとすごいわけではないんかやって突っ込まれるかもしれませんが、バージョンがアップデートされても今まで通り普通に使えることはすごいことです。

総括

今回は素材をたっぷりと入れて編集はしていませんが、慣れ親しんだUIで発生しがちなエラーが抑えられるのであれば御の字です。

ゲームの実況動画を上げていたことがあるのですが、これから別の内容(まだ伏せて起きます(笑))の動画を作ろうと考えているので、このタイミングでAviUtlの進化を知れたことは大きいです。

プロを目指すなら有料のアドビ製品なんかを買うのがベターかもしれませんが、趣味でやる分には十分使えるツールですので、興味のある方は試してみてください!