昔の人の『からい』ってアバウトすぎんかね

皆さん、『からい』食べ物はお好きでしょうか。私4Kは辛ラーメンや蒙古タンメンくらいの辛さのものなら好きで、たまーにコンビニなんかで買うことがあります。

そんな『からい』ものですが、若い人の『からい』と年配の人の『からい』って違くないですか?というのも、昔の人の言う『からい』ってすごく幅が広いような気がします。

唐辛子は辛い?

例えば唐辛子。これは若い人も年配の人も『からい』でしょう。では胡椒は?こちらも『からい』で間違いないでしょう。ハーブやスパイスなんてものも、まあ辛いで良いでしょう。

その他にもワサビやショウガ、ニンニク、ネギなんかも辛いといわれがちです。

唐辛子の辛さとワサビの辛さはまた違うベクトルの辛さではありますが、どちらも辛いことには違いありません。

ですが、世の中には不思議な辛いものがあります。

炭酸飲料は辛い?

それでは、コーラやソーダなんかの炭酸飲料はどうでしょう。

若い人からすると、炭酸飲料は『しゅわしゅわ』ですが、年配の方って『からい』って言いませんか?それが私からすると不思議で、コーラって普通であれば甘いはずなんですよ。なにせ死ぬほど砂糖が入っていますから。

なのにも関わらず『からい』と表現する人がいるのがなんだか腑に落ちません。コーラに砂糖がたくさん含まれていているのはおそらく多くの人にとって共通の認識であるはずです。であれば、コーラなどの炭酸飲料でいう『からい』というのは味のことではなく、しゅわしゅわとした刺激を刺しているのでしょう。

メンソールは辛い?

その他にもメンソールも不思議な『からい』です。

キシリトールガムやアメ、たばこなど、メンソールは日常のなかで手にすることは多いでしょう。そんなメンソールですが、これもまた『からい』と言われることが多々あります。

上述した炭酸飲料同様、ガムやアメには砂糖が多く含まれています。それでいて炭酸のような舌を刺激するしゅわしゅわ感はありません。にもかかわらず、メンソールはからいんですよね。たばこについては砂糖は入っていませんが、唐辛子や胡椒が入っているわけではないし、炭酸飲料でもありません。

こちらの『からい』も炭酸飲料と同じように、唐辛子のような辛さではなく、別の何かのことを辛いと表現しているのでしょう。

メンソールの含まれている製品に共通して言えることは、食べ終えた後に水を飲んだり息を知ったりするとひんやりと感じることです。つまりは、年配の方々はこのひんやりとした感じのことを辛いと言っているのかもしれません。

そもそも『からさ』って?

散々砂糖が入っているから甘いはず、というようなことを書いておいてなんですが、『からい』は味覚ではありません。甘さや酸味は紛れもなく味なのですが、辛さについては痛覚だといわれています。

つまり辛さとは痛みのことなのです。

であれば、炭酸の刺激が痛みに感じる人がいることには納得がいきます。今でこそ炭酸飲料はどこでも手に入りますが、昔は砂糖は貴重なものだったようですし、今より炭酸飲料はメジャーなものではなかったでしょう。

ではメンソールはどうでしょう。炭酸のように刺激から痛みを感じることはありません。ですが、真冬に大きく息を吸い冷たい空気が肺に入ると、なんだか痛く感じることってありませんか?それと同じような感覚があるのであれば、メンソールによりひんやり感が痛み=辛さに感じられてもおかしくなないのかもしれません。

塩辛いって?

料理に失敗してしまった時や味が濃い時に、『塩っ辛い』と思ったことありませんか?

人が感じられることができる味覚は『甘味』、『酸味』、『苦味』、『塩味』、『うま味』の5つだと言われていて、『塩味』は確かに味覚なのです。

ですが、塩っ辛いという表現があるように、塩に辛さを感じることもあります。辛味とは上述のように痛覚で味覚ではありません。

味覚でありながら痛みでもある『塩』というものは、人類が初めて味付けをしたと言われているくらい大昔からある調味料であると言われています。なんだか塩って不思議ですね。

まとめ

一口に『からい』といっても色々な意味やニュアンスを持っています。皆さんご存知のように、辛いは英語でHotと表現され、Hotは熱いという意味を持っています。

つまり、『からい』が多くの意味を持つのは世界共通であると言えます。

年配の人が炭酸飲料やメンソールを辛いって言っていても、いや砂糖めっちゃ入ってるよ卍というのではなく、そだねー(笑)といえるような、心の広い若者を目指しましょう。