10月も佳境、9月に比べ気温がめっきり下がり『鍋物』が恋しい季節が近づいてまいりました。
スーパーに買い物に行くと、鍋のつゆやだしが置かれているコーナーができているなど、世はまさに鍋物時代。私4K(@sk3kg2)の家も例外でなく、楽にできる鍋物は大変重宝しております。
そんな鍋物ですが、きりたんぽ鍋って家だとあんまりしなくないですか?少なくとも私4Kの家ではあまりしなく、鶏肉や白菜の入った水炊きが多かったです。
きりたんぽって?
きりたんぽとは、ご飯をつぶしてちくわ状に焼き上げたものです。秋田県の郷土料理ですが、スーパーなどでも売られているため、郷土料理って感じは薄いですね。
鶏肉、きのこなどと煮込む『きりたんぽ鍋』や、甘味噌をつけて役『みそたんぽ』などの調理法がありますが、関東地方に住む私的にはきりたんぽ鍋のほうが身近に感じます。
きりたんぽの語源は、江戸時代に南部藩主(なんぶはんしゅ)が花輪地方(はなわちほう)を見回ったさいに、藩主をもてなすため、食事に木こりや漁師たちの弁当にもっていく「わっぱ」の飯をこねて棒の先につけてたき火で焼いたところ、藩主がおいしいとよろこんで、料理名を問うたところ、短穂槍(たんぽやり:短い穂のついたけいこ用のヤリ)に形が似ていたのでとっさに「たんぽ」と答えたのが始まりといわれています。
引用元:http://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0509/01.html
短穂槍という言葉を初めて聞きましたが、これが由来みたいです。東北の方は方言がきつい(偏見?)ため、ちゃんとした由来があるのには驚きました(笑)。
レシピ
今回私が作ったきりたんぽ鍋のレシピを紹介します!
材料
- 白菜(1/8)
- 長ネギ(1本)
- しいたけ
- きりたんぽ(1袋)
- 加熱用カキ(適当)
- えのき
- プチッと鍋 寄せ鍋(適量)
材料達(えのき撮り忘れた)
プチッと鍋(ウルトラ便利)
調理
1.野菜を良い感じに切ります。
白菜の芯の部分は削ぎ切りに、そのほかの野菜はざく切りにします。
カキは食塩水でガーーーーって洗います。
2.きりたんぽを湯煎
柔らかくなるまで湯煎します。
3.具材を煮る
ね?簡単でしょう?
実食
完成品
土鍋を割ってから買い替えていないためフライパンなのが非常に残念ですが、味は完璧です。
カキや野菜のうまみを吸い込んだきりたんぽは最高、これは秋田県民も納得な味なはず!
市販品のカキ
プチッと鍋を規定量入れただけなので味は完璧。くたくたになるまで煮えた白菜も最高。さすがは市販品です!
まとめ
スーパーに行けば3本入って300円くらいで購入することができるので、普段は寄せ鍋だけど~って方も、『きりたんぽ』大変おすすめです。
だし汁や具材のうまみを吸ったモチモチのきりたんぽはまさに絶品ですし、手間もかかりません。
いつもの寄せ鍋をパワーアップさせることができるので、たまにはきりたんぽ鍋も良いですね…!