お仕事をする上でExcelを使わない日なんてないほどExcelはよく使われています。
ですが、Excelを使いこなしているかと聞かれると自信がない人も多いかと思います。そこで、前回前々回に引き続き、微妙に役立つExcel豆知識をご紹介!
前回
【Excel活用術】微妙に役に立つドヤ顔できるPC豆知識 ショートカット編
前々回
【Excel活用術】微妙に役に立つドヤ顔できるPC豆知識【業務効率化】
SUM関数を一瞬で入力するショートカット
足し算を行うSUM関数は日常で多く使うと思います。
A1からA4までを足し算しA5に入力するとします。
多くの方はA5を選択し=SUM(A1:A4)のような数式を使うと思いますが、A5にカーソルを合わせて『Shift』+『Alt』+『=』を同時押しすると、数式を入力せずとも勝手にSUM関数を入力してくれます。
データをカンマ区切りにする
数値を3桁ごとにカンマで区切る時、青丸のカンマのアイコンをクリックするか、表示方法を通貨に変えるかするかと思います。
ですが、これでは表示の上ではカンマが付いているものの、データ上はカンマが付いていません。ですので、これをコピーしメモ帳やWordに貼り付けを行うとカンマが取れてしまいます。
そんな時に役立つのがTEXT関数です。
=TEXT(123456789,”#,##”)のように入力すると、123456789という値をカンマで区切ってくれます。もちろん=TEXT(A1,”#,##”)のようにすればA1の値を区切ってくれます。
A列がカンマアイコンを押し値として貼り付けた物、B列がTEXT関数を使い値として貼り付けた物です。
差し込み印刷用のデータを作る際なんかに役立つと思います。
西暦を和暦に変換する
あるシステムの入力欄は西暦で入力しなくてはいけない、また別のあるシステムの入力欄には和暦で入力しなければいけないといったこと、地味にあると思います…。
もう西暦一本にしてくれればいいのになぁと思いながら仕方なく平成〇年、令和〇年と入力している方、多いのではないでしょうか。
そんな時に役立つのがDATESTRING関数です。
=DATESTRING(日付)というような使い方をします。
B1はA1を和暦に、B2は本日の日付を和暦に変換しています。
まとめ
ExcelはExcel単体で使うこともあれば、差し込み印刷や別のソフトへのデータの流し込みなど別のものと組み合わせて使うことも多々あります。
そんな時に、TEXT関数によるカンマ区切りや西暦から和暦に変換がパパっとできると時短間違いありません!
難しい使い方ではないながら、どちらかというとマイナーな関数なので、こういった関数を使いこなせると業務がはかどるかと思います。